オルタナティブ投資ファンドの法的諸問題

受講区分 会場
開催日時 2002-05-24(金) 13:30~16:30
講師 西村総合法律事務所
パートナー
五十嵐 誠 弁護士

ニューヨーク州弁護士

詳細 資産運用の一類型として「オルタナティブ(代替)投資」が認知されつつあるが、それは複数の投資家の資金をプールして専門業者が運用するファンド形態を取ることが多い。過去には商品ファンドに始まり、最近はプライベート・エクイティ・ファンド(PEF)やヘッジ・ファンドが代表例であるが、本講では、オルタナティブ投資ファンドの代表例であるPEFとヘッジ・ファンドにスポットをあてる。投資家の視点から投資にあたっての留意・検討ポイントを中心に、かかるファンドの組成・販売に関する問題点をもカバーしつつ、本邦法制下において直面する法的諸問題を解説する。

講義詳細
1.代替投資の特徴
(1)代替投資の意義
(2)本邦における代替投資 ~ 個別運用かファンド運用か
(3)ファンド・ビークルの比較 ~ 最適ビークルは何か

2.プライベート・エクイティ・ファンド(PEF)
(1)PEFとベンチャーキャピタル・ファンド
(2)PEFマネジャーの問題 ~ 業法規制に服するか
(3)PEF販売取扱人の問題 ~ 勧誘資格と時期
(4)PEF投資の検討ポイント ~ どこに留意するか
(5)PEFの活用① ~ MBOファンド
(6)PEFの活用② ~ 事業再生ファンド

3.ヘッジ・ファンド(HF)
(1)HFと商品ファンド(Futures Fund))
(2)ファンド・オブ・ファンズ(FOF)構造
(3)(外国)私募投信の場合 ~ 投信法との関係
(4)再発防止策
(5)HF投資の検討ポイント ~ どこに着目するか

4.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい
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