オペレーショナル・リスク管理に係る最近の動向≪基礎編≫

受講区分 会場
開催日時 2016-02-24(水) 9:30~12:30
講師 有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ
マネジャー
佐藤 里帆 氏

名古屋大学法学部卒 有限責任監査法人トーマツにおいて、主にオペレーショナル・リスク管理高度化、規制関連対応、ストレス・テスト高度化の助言に従事 金融庁において、主にバーゼルIIオペレーショナル・リスクの国内ルール策定、先進的計測手法・粗利益配分手法の審査基準策定及び審査を担当

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 金融機関においては、近年、業務のIT化やクロスボーダー化に伴い、サイバー攻撃対応リスク、アンチ・マネーロンダリング・リスク、外部委託リスクなどが大きく増加し、コンダクトリスクやモデルリスク、リスク・アペタイト、リスク文化、リスクデータなどの新たなリスクや規制体系も台頭しています。また、規制上のリスク計測手法も見直されています。これらの動向が従来のオペレーショナル・リスク管理体制に及ぼす影響とその対応を考察します。
詳細 1.従来のオペレーショナル・リスク管理体制
(1)オペレーショナル・リスクとは
(2)日常的なリスク管理
(3)大規模な損失事象に係るリスク管理
(4)リスクの計測

2.日常的なリスク管理
(1)Control Self Assessment(CSA)とは
(2)CSA実施体制
(3)Key Risk Indicatorとは
(4)内部損失データの収集

3.大規模な損失事象に係るリスク管理
(1)外部損失データの収集
(2)シナリオの作成、ストレステスト

4.リスクの計測
(1)リスクの計測とは
(2)リスク計測体制の構築

5.最近の動向-その影響と対応
(1)業務環境のIT化やクロスボーダー化に伴うリスクの増加
(2)新たなリスクや規制体系の台頭
(3)規制上のリスク計測手法の見直し

6.質疑応答 ※録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮下さい
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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