DIPファイナンスの法的諸問題と実例

受講区分 会場
開催日時 2002-03-01(金) 13:30~16:30
講師 アンダーソン・毛利法律事務所
パートナー 
ニューヨーク州弁護士  
赤 羽 貴 弁護士

詳細 企業再生の重要性とともに再建企業に対するファイナンス(DIPファイナンス)の必要性が再認識され、かつそれに対応すべく新しい手法によるファイナンスが開発されつつある。アメリカのDIPファイナンスの紹介並びに日本におけるDIPファイナンスの手法の主要な論点及び担保の構成などを実際のDIPファイナンスに携わる観点から業態別、担保構成に分けて論じる。

講義詳細
1.米国のDIPファイナンスの動向
(1)最優先の共益債権
(2)優先担保権の設定
(3)Chapter 11申立とのパッケージ   
(4)米国におけるDIPローンの構成

2.日本における再建企業へのファイナンス
(1)民事再生法の柔軟性・迅速性        
(2)共益債権性   
(3)会社更生法上の問題点   
(4)その他の倒産手続への移行における論点   

3.ファイナンスの手法
(1)従来の貸付方法
(2)特約条項の付加   
(3)融資枠の設定   
(4)ストラクチャード・ファイナンスの手法

4.担保のストラクチャー実例
(1)DIPファイナンスと担保の必要性  
(2)業態と担保の種類
  ~ 回り手形の利用  
(3)特殊な担保ストラクチャー
  ~ 信託を利用した担保    
  ~ カード債権担保
  ~ 売掛金債権担保       
  ~ 商品担保等

5.質 疑 応 答

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