カジノ法(IR推進法)のポイントとカジノビジネス参入にあたっての留意点

受講区分 会場
開催日時 2014-07-29(火) 13:30~16:30
講師 ベーカー&マッケンジー法律事務所
本間 正人 弁護士

2004年 弁護士登録 ベーカー&マッケンジー法律事務所入所 コロンビア大学ロースクール卒業後、11年にニューヨーク州弁護士登録 ベーカー&マッケンジー法律事務所の日本及びロンドン事務所、邦銀ニューヨーク支店及びロンドン支社において、PPP-PFI、プロジェクトファイナンス、金融関連規制対応、クロスボーダーM&A等に従事現在、ベーカー&マッケンジー法律事務所の銀行・金融グループに所属し、外資系クライアント等に対するIR推進法への対応に係るアドバイスを担当している

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 長年の議論を経て遂にカジノ導入の道筋が整いました。カジノは東京五輪と共に日本の観光戦略上の重大なテーマとなっており、多くのビジネスチャンスが生まれるものと予想されます。カジノビジネス及びその関連ビジネスへの参入を検討する事業者の皆様のために、日本版カジノの特徴及びカジノ導入のための基本的な法律となる特定複合観光施設区域の整備の推進に関する法律(IR推進法)の基本的枠組について丁寧に解説するとともに、ビジネスモデルに応じた検討ポイントを押さえていきます。
詳細 1.日本版カジノの導入の経緯
(1)既存の法制度下における論点
(2)日本版カジノの制度設計に関するこれまでの議論
(3)複合観光施設(Integrated Resort - IR)としてのカジノの導入 ~狙いとその背景
(4)IR推進法の制定及び実施に係るスケジュール

2.IR推進法の概要
(1)IR推進法の目的
(2)IR施設区域の選定とIR施設の設置・運営主体の選定
(3)国、地方公共団体、民間事業の役割
(4)カジノ施設に対する規制・監督体制 ~カジノ管理委員会
(5)納付金等
(6)参入規制・ライセンス・コンプライアンス

3.カジノビジネスの基本とビジネスモデル
(1)グローバルレベルでの競争環境 ~世界のカジノの実情
(2)カジノビジネスの基本
(3)カジノビジネスに参入を検討中のプレイヤーとそのビジネスモデル(事業分野)
(4)カジノビジネスへの参入・関与の形態及びそのプロセス(参入を検討中の事業者が行うべきこと)

4.カジノビジネスに係る各種規制とその対応
(1)金融関連法による規制
(2)マネーロンダリング対策
(3)反社会的勢力の排除
(4)ギャンブル依存症対策・青少年保護
(5)監査体制

5.その他の論点
(1)カジノ施設に対するファイナンスの可能性
(2)IR推進法の対象外のギャンブル関連ビジネスに係る議論

6.質 疑 応 答  ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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