バイアウトにおけるファイナンスの法的諸問題

受講区分 会場
開催日時 2001-07-30(月) 13:30~16:30
講師 西村総合法律事務所 
パートナー 
ニューヨーク州弁護士
五十嵐 誠 弁護士

詳細 最近本邦でもバイアウト形式のM&A案件の実績が増加しつつある。バイアウトは売主・買主のほか双方の株主、融資者など多くの当事者が登場する取引で、交渉すべきポイントや関連する法律問題も多岐に亘るが、このセミナーでは同取引を主導するVCやバイアウト・ファンド等メザニン・ファイナンスをする者の視点からバイアウトを概観し、その直面する法的諸問題を実例をまじえながら解説する。

講義詳細
1.バイアウトの仕組みと関係当事者
(1)株式譲渡型の仕組み             
    A 関係者と契約の種類   
   B 公開会社の場合         
(2)営業譲渡型の仕組み      
   A 関係者と契約の種類   
   B 株式譲渡型との比較            
(3)買収ビークル(Shell Co.)に係る問題点    
   A 事後設立         
   B 対象会社(Target Co.)との合併について

2.ファイナンス方法の選定と構成
(1)デット vs. エクイティ          
    A 構成割合と取得時期  
   B 株式譲渡規制について          
(2)シニア vs. メザニン          
   A 劣後性のレベル      
   B 株式担保その他確約           
(3)アクティブ vs. パッシブ        
   A 経営関与レベル      
   B アレンジャ-の場合

3.メザニン・ファイナンスにおけるポイント
(1)交渉の相手方とDue Diligence        
(2)バイアウト・ファンド(又はPEF)の場合    
(3)マネージメント・従業員との関係      
(4)買収後の財務誓約について        
(5)Exit(退出)戦略について

4.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい
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