水ビジネスを巡る最新動向

今後の展開、金融ビジネスの可能性等を交えて
受講区分 会場
開催日時 2009-08-25(火) 13:30~16:30
講師 株式会社野村総合研究所
社会システムコンサルティング部 上級コンサルタント
宇都 正哲 氏

69年生まれ。東京大学大学院工学系研究科都市工学専攻博士課程修了、博士(工学)。株式会社野村総合研究所に入社、現在、社会システムコンサルティング部上級コンサルタントとして、水ビジネスの参入戦略支援、インフラ投資戦略のアドバイザーなどの業務に従事している。専門は、水ビジネス、インフラ投資ビジネス、不動産事業の戦略立案、不動産金融など。水ビジネス、インフラに関する講演の講師、新聞・雑誌等への出稿、論文など多数。

概要 近年、「水ビジネス」が脚光を浴びてきている。世界的な人口増加と新興国の経済発展によって、水不足が深刻化する見通しである。ダボス会議でも水不足の深刻化が指摘されており、それに伴うビジネス機会の増大に世界中の企業が注目を集めるようになってきている。水ビジネスの市場規模は、現在の60兆円から2025年には100兆円を超える予測が出ており、拡大するマーケットをいかに獲得するか、は非常に大きな課題である。
金融危機による影響で、金融市場が混乱を極める中、新しく地に足のついたビジネスとして、さらには成長する大きなマーケットとしてみると、「水ビジネス」はグローバルトレンドとなるに違いない。
本講演では、最先端の取組みに関与する講師の経験も踏まえ、水ビジネスにおける最近の動向を紹介するとともに、金融サイドからみた参入の戦略等も含め、今後の展開について解説することとする。
詳細 1.日本における“水ビジネス”の課題と対応のポイント
   (1)日本の水ビジネスの現状
   (2)今後のマーケットに対する期待感と課題
   (3)対応のポイント

2.海外における“水ビジネス”の戦略
   (1)拡大する水ビジネス市場の現状 ~ 海水淡水化 など
   (2)欧米における水メジャーの戦略
   (3)日本版「水メジャー」を成功させるポイント

3.水ビジネスの今後の展開と金融ビジネス
   (1)水を資源と捉えたビジネスの可能性 ~ 水輸送 など
   (2)水ビジネスにおける金融ビジネスの可能性

4.質疑応答/ディスカッション

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