金融ADR制度の創設と行く末

受講区分 会場
開催日時 2009-08-05(水) 13:30~16:30
講師 金融庁 総務企画局
企画課 金融ADR推進室長
中沢 則夫 氏

神戸市出身 1986年東大法学部卒、同年通商産業省入省 フィリピン、韓国勤務のほか、特許庁国際課、通商情報広報官、経済連携交渉官などアジア通商関係の業務を中心に従事 産業政策分野では、基礎産業、情報産業、環境政策、資源エネルギー等を経験 2005年千葉県庁政策調整部長、07年英国ケンブリッジ大学客員研究員を経て、08年7月金融庁総務企画局企画官、同12月から金融ADR推進室長を併任

詳細 金融分野におけるトラブル解決のためにADR(裁判外紛争解決制度)が有効であると言われて久しい。今次通常国会において金融ADRが法制化され、平成22年度からいよいよ発足することとなるが、日本の金融ADRの特徴、ポテンシャルなどについて、制度立案に当たった担当官が解説する。

講義詳細
1.金融トラブルとは? ADRとは?
 (1)金融トラブルの傾向と特徴
 (2)ADR(裁判外紛争解決制度)の内容および最近の動き

2.金融ADR制度の検討の経緯
 (1)政府における検討経過
 (2)金融機関におけるこれまでの取り組み

3.金融ADR法の基本的考え方
 (1)金融ADRの仕組み
 (2)諸外国の制度との比較

4.金融ADR法の解説
 (1)法体系及び法形式
 (2)主な条文の解説

5.今後の見通し

6.質 疑 応 答

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