富士通の退職金・年金制度改革

~米国ハイブリット型年金制度を参考に~
受講区分 会場
開催日時 2000-12-15(金) 13:30~16:30
講師 富士通株式会社
人事勤労部 担当課長
千田 彰子 氏

詳細 退職給付会計基準の導入に伴い、2001年度3月より退職給付債務の開示が始まる。会計制度の変革によって企業が市場から要求されるのは、単なる債務の穴埋め対策ではなく、将来の競争力向上へつながる抜本的な経営効率の改善であろう。富士通では、99年度に退職金・年金制度について抜本的な改革を実施した。退職金については、雇用の多様化への対応策として、年金か前払いかを選択できるニューベネフィットプランを導入。さらに、年金に関しては、米国のハイブリット型年金制度を参考に資産運用実績を反映し給付改善を行える仕組みを取り入れることにより、債務圧縮を図った。このセミナーでは、これらの制度改革について説明するとともに、現行法制度の枠内での制度設計の可能性を探り、また将来の展望について述べたい。

講義詳細
1.当社の概要

2.金融機関の各業態別参入動向         
(1)グローバルスタンダードの時代         
(2)人事制度の取り組み

3.退職金・年金制度改革
(1)退職金制度改定(94年度)          
(2)年金制度改定(97年度)             
(3)ニューベネフィットプラン(99年度、退職金制度改革)              
(4)実績反映型制度の導入(99年度、年金制度改革)

4.今後の展望

5.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい
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