バーゼルIII最終化による見直しの各行への影響と規制見直しの最新動向

受講区分 会場
オンライン
開催日時 2025-04-16(水) 9:30~12:30
講師 株式会社大和総研
金融調査部 主任研究員
金本 悠希 氏

経歴:2005年、大和総研に入社、制度調査部へ配属。財務省国際局国際機構課への出向、経営企画部での職務(ミャンマー資本市場設立プロジェクト)を経て、2016年より金融調査部に異動。2023年より金融経済教育推進室長。主な担当は金融規制、金融商品取引法、税制。
書籍:『詳説 バーゼル規制の実務』(共著 2019年 金融財政事情研究会)等を執筆。

開催地 カンファレンスルーム(九段プラザビル2階)
概要 【本セミナーで得られること】
・信用リスクに関して、標準的手法における見直しの内容とその影響、及び、内部格付手法による信用リスク・アセットの圧縮に関する知識
・オペレーショナル・リスクの見直しの内容とその影響に関する知識

【推奨対象】
金融機関のリスク管理部門・監査部門の責任者・実務担当者

【概要】
2025年3月期から、多くの国内基準行でバーゼルIII最終化による見直しが適用開始されます。本セミナーでは、すでに見直しを適用している銀行のデータを基に、信用リスク・アセットやオペレーショナル・リスク相当額への見直しの影響について解説します。
また、一部の標準的手法採用行の間で内部格付手法に移行することが検討されている模様であり、内部格付手法では、標準的手法と比較してどの程度信用リスク・アセットが圧縮されているかについても解説します。
くわえて、足元の規制見直しの動向として、銀行勘定の金利リスク(IRRBB)の見直しについても解説します。
詳細 1.バーゼルIII最終化による見直し
(1)全体像
(2)見直し適用行における自己資本比率の状況

2.信用リスクの標準的手法における見直しの影響
(1)見直しを適用している銀行の状況
(2)見直しによる自己資本比率への影響の試算

3.信用リスクの内部格付手法における見直しの影響
(1)自己資本比率の水準への影響
(2)内部格付手法による信用リスク・アセットの圧縮の程度
(3)標準的手法から内部格付手法に変更する場合の要件

4.オペレーショナル・リスクの見直しの影響
(1)見直しにより求められる実務的対応
(2)オペレーショナル・リスク相当額の算出方法に関する各行の状況
(3)見直しによるオペレーショナル・リスク相当額への影響

5.足元の規制見直しの動向
(1)銀行勘定の金利リスク(IRRBB)の見直し

6.質疑応答
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