データから見る決済・送金ビジネスのグローバルトレンドと日本市場の展望

受講区分 会場
オンライン
開催日時 2024-08-22(木) 13:30~16:30
講師 株式会社インフキュリオン コンサルティング
マネジャー 
森岡 剛 氏 

経歴:株式会社日立製作所研究開発本部を経て2014年より現職。決済とフィンテックの豊富な海外事例情報を踏まえた分析に定評。社内外の各種メディアへの寄稿や社外講演など情報発信にも取り組む。博士(コンピューターサイエンス、トロント大学)。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 経済産業省によると2023年のキャッシュレス決済比率は39.3%で、「2025年6月までに4割程度」という2019年の政府目標は前倒しで達成されました。日本のキャッシュレス化が急速に進んでいることは事実ですが、国際比較では日本は世界的にも現金利用の多い「現金社会」に分類されてしまうのが現実です。
本セミナーでは、キャッシュレス決済とデジタル送金のグローバルトレンドを解説し、グローバル視点で見たときの日本市場の特徴を明らかにすることで、日本市場における決済・送金ビジネスのポテンシャルを考えていきます。インフキュリオン独自の「決済動向2024年上期調査」を用いて国内市場の「いま」を紹介し、こうした国内市場の動きを、デジタルウォレット・BNPL・コード決済・デジタル送金に関するグローバルトレンドに位置付けて考察します。
日本市場の特徴を、現金・デビットカード・後払いの3つの観点から深堀りし、その背後にある市場構造について解説します。最後に、国内外の事例を用いて、決済・送金ビジネスを展望します。

【本セミナーで得られること】
・キャッシュレス決済とデジタル送金のグローバル動向
・キャッシュレス決済とデジタル送金の国内市場動向
・グローバル視点での日本市場の特徴

【推奨対象】
キャッシュレス決済、消費者向けアプリ、デジタル金融に関連する事業の企画/運営に従事している方、IT企画部門、システム部門、決済事業部門、システム会社
詳細 1.データで見る2024年国内市場の概況
(1)主要サービスの利用動向(カード/コード決済/電子マネー/BNPL)
(2)現金はどんな使われ方をしているか(家計管理、資金移動)
(3)デジタル送金の広がり

2.キャッシュレス決済とデジタル送金のグローバルトレンド
(1)全世界で普及するデジタルウォレット(コード決済、NFC、アプリ決済)
(2)逆境下でも拡大を続けるBNPL
(3)国境を越えて発展してゆくコード決済とデジタル送金

3.グローバル視点で見た日本市場の特徴
(1)キャッシュレス決済比率39.3%の「現金社会」
(2)異様に低水準なデビットカード利用
(3)後払いサービスの多様性

4.決済・送金ビジネスの事例と展望
(1)利用導線で考えるデジタル送金(Swish、Facebook、国内コード決済、ことら送金、など)
(2)購買体験で考えるBNPL(Afterpay、Klarna、PayPayクレジット、atone、アトカラ、など)
(3)せめぎあうタッチ決済とコード決済

5.質疑応答
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お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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