金融DXの鍵、クラウドを活用する最低限必要な最新知識

~クラウドを最短距離で推進、実装するためのベストプラクティス~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2022-02-22(火) 13:30~17:30
講師 一般社団法人日本クラウド
  セキュリティアライアンス
副会長
渥美 俊英 氏

経歴:電通国際情報サービス(ISID)にて金融機関向けシステム開発、全社技術統括役。黎明期からクラウド推進に注力。2015年定年退職後、アマゾンウェブサービスジャパン入社、エンタープライズエバンジェリストを担う。現在は数社の顧問役、団体役員。
資格:経産省クラウドセキュリティガイドライン活用ガイド(2013)策定メンバ、AWS FISC対応セキュリティリファレンス策定メンバ、ISACA東京支部会員、金融情報システム監査等協議会(FISAC)会員
書籍:「デベロッパーのキャリアと働き方を語ろう vol.2」対談集 金融機関向け開発の経験からクラウドに注力するに至った半生を語る。翔泳社

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 国内、海外の金融機関、金融サービス事業者において、他の業種や政府・公共機関も含めて、DX=デジタル・トランスフォーメーションが求められています。この要となるのがIT利用の高度化であり、クラウドサービスや開発手法の急速な進展がこれを加速、実現の鍵となっています。本講義では、金融機関、金融サービス事業者における様々なDXの具体的な最新事例を紹介し、それらはどのように実現されたのか、クラウドサービス、AI、開発手法、組織文化などを、ベストプラクティスとして具体的に掘下げて分析します。金融の変革に携わる幅広い方々向けに、急速に変わりつつある状況を、これからの実践に役立つ形で分かり易くご説明いたします。

【推奨対象】
金融機関等のシステムリスク管理や内部監査のご担当者、システム会社のご担当者
詳細 1.日本における金融DXを取り巻く動向
(1)金融庁、FISC、日本銀行の取組み ~クラウド推進公開文書
(2)政府のDX、クラウドバイデフォルト ~日本が変わるIT施策
(3)FISC安全対策基準第9版への変遷 ~クラウドの位置づけ

2.金融DXを支えるクラウドの最新動向
(1)急激に進化、変貌するクラウド最新動向
(2)クラウドだからこそセキュリティが守れる
(3)システム開発手法、CI/CD、DevSecOps

3.金融DXの事例解説~どのように実現したのか
(1)メガバンク、生損保の実践事例
(2)ネット銀行、地方銀行実践事例
(3)決済サービス、金融インフラの実践事例
(4)海外金融機関、金融サービスの実践事例
(5)DXを育む組織文化の醸成、金融機関の実践事例

4.クラウドのシステムリスク管理解説
(1)クラウドのアーキテクチャ原則、障害、統制の考え方
(2)セキュリティホワイトペーパー、第三者監査報告書の概説
(3)AWS、Azure、GoogleのFISC対応セキュリティリファレンス解説
(4)FISCのクラウド導入・運用に関する解説書を読む

5.クラウド推進のベストプラクティス、人材育成
(1)CCoE(クラウド推進コア組織)の作り方
(2)クラウド人材育成のベストプラクティス
(3)日本の金融DXに向けて

6.質疑応答

◆企画担当(横山)からのポイント◆
・金融機関・金融サービス事業者におけるDXの具体的な最新事例を紹介
・業界第一人者の講師がDXに関わる環境を整理し、クラウド活用のベストプラクティスを提示
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp