地域金融機関再編・収益力強化と再成長戦略

~持続可能なビジネスモデルと社会的価値訴求に向けて~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-10-12(火) 13:30~16:30
講師 PwCコンサルティング合同会社
愛場 悠介 氏
岡山 健一郎 氏
下條 美智子 氏

【愛場 悠介 氏】
ストラテジーコンサルティング パートナー
経歴:2011年~2014年のPwC米国法人ニューヨーク事務所への出向期間も含め、買収・統合案件支援を中心に、金融機関を主な対象として、20年のコンサルティング経験を有する。地方銀行を対象に、多数の経営統合・中期経営計画策定を支援。

【岡山 健一郎 氏】
ストラテジーコンサルティング シニアマネージャー
経歴:新規事業構想、事業戦略策定、業務改革等、様々なテーマのコンサルティング経験を有する。近年は、地方創生関連の戦略策定及びM&A関連のコンサルティングに多く取り組んでいる。経営統合や地域商社立上げにも参画。

【下條 美智子 氏】
Social Impact Initiative シニアマネージャー
経歴:PwCコンサルティング合同会社の「Social Impact Initiative」のリーダー。コーポレート・ソサエタルサステナビリティに係るコンサルティング経験を有する。コレクティブ・インパクト・アプローチの日本社会への導入を志向している。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 近年、日本における人口減少は大きな社会問題となっている。特にビジネスや文化の都市集中に伴う地方の生産年齢人口の減少は顕著であり、地方では人口減少を起点とした「総需要の減少」「供給(事業)の減少」「雇用機会の減少」が連鎖する、縮小均衡状態に陥りつつある。
これまで地方の事業・雇用を下支えし共存共栄の関係にあった地域金融機関においても、当該連鎖の解消に向け、その位置づけや役割の見直しが求められている。また経済価値の追求のみならず、持続可能な社会実現に寄与する社会価値の追及も求められつつあり、地域金融機関に求められる役割はより複雑性を増している。本セッションでは、地域金融機関を取り巻く環境の変化を踏まえて、地域金融機関の価値を今一度見つめ直し、今後の再編や新たな役割について考察したい。

【推奨対象】
地域金融機関の部長・課長・担当レベルおよび関係者
詳細 1.地銀を巡る周辺環境 概況
(1)地方を取り巻く昨今の環境
(2)地方における事業者動向
(3)地域金融機関の最新動向
(4)今後の見通し

2.地域金融機関の統合・再編状況
(1)統合・再編に至る背景
(2)地域金融機関の統合に関する現状
(3)地域金融機関の統合・再編における成功のポイント
(4)統合・再編に関する今後の見通し

3.地域金融機関を取り巻くESG・SDGs動向
(1)地域金融機関を取り巻くESG・SDGs動向 全体概況
(2)各事業者がESG・SDGsに取り組む必要性
(3)地域金融機関に求められる役割
(4)非財務情報の評価手法

4.地域金融機関に求められる新たな役割 - 地域商社・ファンド 
(1)地域金融機関が持つ潜在可能性
(2)昨今の取り組み事例 - 地域商社
 (a)商取引 ~ E-Commerceや地域産品発掘・開発等
 (b)観光需要獲得
 (c)人材関連ビジネス
 (d)IT導入・デジタル化推進
(3)今後想定される応用的展開

5.これからの地域金融機関のあり方

6.質疑応答

◆企画担当(伊勢)からのポイント◆
・昨今のESG・SDGs動向を含めた環境変化を踏まえ、地域金融機関の再編・再成長戦略について解説いたします。
・金融機関へのコンサルティング経験が豊富な講師により新たなビジネス機会の創出についても考察いたします。
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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