海外におけるデジタルバンクの先進事例

~最新事例から見た日本の課題・将来像~
受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-11-18(木) 13:30~16:30
講師 株式会社クニエ
櫻井 正明 氏 プリンシパル
有賀 光彦 氏 シニアコンサルタント
冨樫 滉平 氏 コンサルタント

【櫻井 正明 氏】
金融チーム プリンシパル 日立製作所、みずほ情報総研、アクセンチュアを経て2021年より現職。銀行システムの構築に35年間携わり、メガバンク勘定系システム更改、地銀勘定系システムオープン化、デジタルバンク構築、企業グループクラウド構築など数々の大規模プロジェクトを歴任。現在は金融ITシステムおよびセキュリティトークンビジネスのコンサルタント業務に従事。

【有賀 光彦 氏】
金融チーム シニアコンサルタント 三菱UFJ銀行にて法人営業、本部、海外拠点勤務を経て2021年より現職。2016年から5年間は韓国ソウルに駐在し拠点企画・管理業務に従事。拠点経営戦略策定、当局対応、地場決済網加盟プロジェクト、BPRプロジェク等を経験。金融機関の事業変革・業務変革に関するコンサルティング業務に従事。

【冨樫 滉平 氏】
金融チーム コンサルタント 三菱UFJ銀行の営業店、システム企画部、開発部を経て2020年より現職。営業担当として、中堅中小企業やスタートアップ企業などを相手にグループベースでの金融サービス提供業務を経験。また、システム部門では、インターネットバンキングシステム統合等、大規模プロジェクトに参画。金融ITシステムやDX支援等のコンサルタント業務に従事。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 既存の銀行ビジネスモデルに限界が見え、この数年間でメガバンクや多くの地銀が生き残りをかけてDXに舵を切っている。また、店舗のないネット銀行や、新しい形態の「BaaS」を利用した非金融企業の銀行サービスも一般的になってきた。欧米では既に10年以上前からデジタルバンクが設立され、様々なビジネスモデルが生まれており、日本でも5月に国内初のデジタルバンクとして「みんなの銀行」が顧客サービスを開始した。欧米ではコロナ禍によりこれまでのビジネスモデルが変化しており、日本の将来を見据えて参考にすべき事例が多いと考える。
本セミナーでは、欧米やアジア諸国の先進事例を踏まえて、日本のデジタルバンクが目指すべきビジネスモデルについて、弊社の知見を基に考察を行う。

【対象】
保険会社、銀行、カード会社ふくむ金融機関にお勤めの商品開発部門、調査部門、
デジタル部門、システム部門など「デジタルトランスフォーメーション」のトレンドを学びたい方
詳細 1.海外(英・独・米)のデジタルバンク事例とビジネスモデル
(1)デジタルバンクの歴史とビジネスモデルの推移
(2)デジタルバンク・チャレンジャーバンクのビジネスモデル
(3)非金融企業のBaaS・APIビジネスモデル
(4)コロナ禍によるビジネスモデルの変化と将来の予測

2.東南アジア・韓国のデジタルバンク事例
(1)東南アジアのデジタルバンク事例
(2)韓国のデジタルバンク事例
(3)アジアにおけるデジタルバンク事例が示唆する成功要件

3.日本のデジタルバンクが目指すべきモデル
(1)日系金融機関のデジタルバンクの取組みの現状
(2)日系金融機関のデジタルバンク化における課題
 (a)課題点[1] どう収益化するか(収益モデルと新規参入者との棲み分け)
 (b)課題点[2] どうレガシーと折り合いをつけるか
(3)日本のデジタルバンクが目指すべきモデルの検討

4.質疑応答

◆企画担当(横山)からのおすすめポイント◆
・ デジタルバンクについて海外先進事例からコロナ禍におけるビジネスモデル構築のヒントを提供
・ 日本のデジタルバンクが目指すべき方向性を提示
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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