リースビジネスにおけるビッグデータと機械学習手法の活用

受講区分 会場
オンライン
開催日時 2021-07-09(金) 13:30~16:30
講師 一橋大学大学院・経営管理研究科
宮川 大介 氏 准教授
三井住友ファイナンス&リース株式会社
データマネジメント部
雪本 真治 氏 シニアデータアナリスト

【宮川 大介 氏】
早稲田大学政治経済学部卒。カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)Ph.D. in economics。日本政策投資銀行などを経て2014年より現職。中小企業庁中小企業政策審議会委員、東京大学エコノミックコンサルティング(株)チーフエコノミスト。研究分野は、企業・個人の行動解析・予測、取引ネットワーク分析。民間企業との多数の共同研究実績を有し、2020年には三井住友ファイナンス&リース(株)との共同研究成果を基に特許取得(リース料率最適化アルゴリズム)。

【雪本 真治 氏】
東京大学理学部卒。同大学院博士課程修了。博士(理学)。カード会社勤務を経て2018年SMFLキャピタル(現:三井住友ファイナンス&リース)入社。信用リスク計測、顧客プロファイリング、予測モデルの構築と運用等、業務データを活用したビジネスの効率化・高度化に従事。

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 本レクチャーでは、リースビジネスを題材として、高観測数・高次元・高頻度のビッグデータと機械学習手法に代表される先進的な手法を用いた実務的な分析事例をご紹介すると共に、リース業における分析的業務の今後の方向性について議論します。具体的には、学術研究の成果を用いることで、信用リスクの定量化、詐欺の検知、料率設定の最適化など試みたプロジェクト例をご紹介します。併せて、コロナ禍における企業の実態把握にリース取引データを用いた事例を参照することで、足下のリース業界動向についても検討します。
詳細 1.データ分析手法の展開
(1)分析の類型
(2)検知・予測
(3)因果推論
(4)計量経済学と機械学習
(5)応用例:信用リスク

2.リースビジネスにおけるデータ分析手法の活用
(1)ベンダーリースの概要
(2)信用リスク管理
(3)不正検知
(4)リース料率設定

3.コロナ禍におけるデータ分析手法の活用
(1)実態把握
(2)デフォルト予測
(3)政策効果の計測
(4)オルタナティブデータの活用

4.データ分析手法のビジネス活用:重要な視点
(1)問題設定の技術
(2)データ収集
(3)予測の強化
(4)因果推論の活用
(5)実装に向けた論点

5.質疑応答
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