【会場受講】金融機関の保険窓販に関するコンプライアンス

~規制・外貨建保険トラブル等に係る実務対応上の留意点~
受講区分 会場
開催日時 2020-07-09(木) 13:30~16:30
講師 弁護士法人中央総合法律事務所
代表社員弁護士 パートナー
東京事務所 副所長
錦野 裕宗 氏

2005年4月~2007年5月金融庁監督局保険課勤務 2012年6月~2013年6月金融庁金融審議会「保険商品・サービスの提供等の在り方に関するワーキング・グループ」専門委員 2017年7月~2018年3月国土交通省「住宅瑕疵保険制度のセーフティネットに関する検討会」委員 2018年7月~2019年10月国土交通省「制度施行10年経過を見据えた住宅瑕疵担保履行制度に関する検討会」委員 保険業法、銀行法、金融商品取引法等、金融関連業法に係るリーガル・サービスを提供
著作:「銀行等代理店のための改正保険業法ハンドブック」共著(ビジネス教育出版社、2016年)、「保険業法の読み方 改訂版:実務上の主要論点 一問一答」共著(保険毎日新聞社、2014年)、「一問一答新保険法の実務」(共著、経済法令研究会、2010年)等

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 金融機関の保険募集には、銀行窓販規制という特殊・複雑な規制が存在し、これに係る法的ニーズは恒常的に高い。金融機関の保険窓販実務において、この銀行窓販規制の正しい知識を押さえておくことは、営業企画上も、またコンプライアンス対応上も、正に「必須」である。
一方、令和元事務年度の金融行政方針は、外貨建保険については「依然として、高齢者をはじめとする、商品の複雑な仕組みを十分に理解していない顧客に販売したことに起因する苦情が多く認められている状況にある」としており、金融機関にとって、外貨建保険に関する顧客とのトラブルを防止し、またこれに適切に対応することは、喫緊の課題といえる。
本講演では、銀行窓販規制につき、実務で問題となる部分を中心に解説を行うと共に、不祥事対応・外貨建保険トラブルへの対応等に係る留意点について、実務に配意しつつ、検証を行なう。
詳細 1.銀行窓販規制等への対応実務
(1)非公開情報保護措置
(2)融資先募集規制
(3)タイミング規制
(4)融資担当者分離措置
(5)地域金融機関特例・協同組織金融機関特例
(6)特定関係者の「知りながら」規制
(7)預金との誤認防止措置
(8)保険料の割引・割戻し、特別の利益の提供の禁止

2.金融機関代理店に係る募集上の問題と不祥事対応の実務
(1)不祥事件とは
(2)不祥事発生時の具体的対応(金融機関・保険会社が喫緊に判断すべきこと、行なうべきことは何か)

3.外貨建保険に関するトラブルの防止と対応の実務
(1)トラブルの典型事例
(2)金融ADR事例
(3)実務対応上の処方箋

4.「不適切な業務運営」と「コンダクト・リスク」
(1)「不適切な業務運営」とは
(2)「コンダクト・リスク」とは

5.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
お問合わせ 株式会社セミナーインフォ  セミナー運営事務局
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