金融機関におけるグループガバナンスの高度化と留意点

受講区分 会場
開催日時 2020-04-09(木) 9:30~12:30
講師 三浦法律事務所
弁護士
大村 由紀子 氏

パートナー弁護士 2007年弁護士登録、2013年ニューヨーク州弁護士登録 三浦法律事務所の立ち上げに参画する以前は、長島・大野・常松法律事務所において勤務(2014年から2016年迄金融庁監督局保険課兼銀行1課へ出向) M&A/投資及び金融規制分野における豊富な経験に基づき、各種金融機関に対する幅広いリーガル・アドバイスを提供している

開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)
概要 金融機関において、国内外でのM&Aの実施及び拠点の再編・強化等が活発化する中、国内・海外子会社における不祥事案は後を絶たず、グループガバナンスの在り方について見直し及び強化が求められている。
そこで、本講演では、近時のグループガバナンスを巡る議論を総ざらいした後、最終的なガバナンス体制を念頭にM&A取引を行うに当たって留意すべき事項を取引の段階ごとに確認し、最後に、組織形態に応じた買収後の管理手法についての実務上の留意点について解説します。
詳細 1.グループガバナンスを巡る近時の議論
(1)グループ・ガバナンス・システムに関する実務指針
(2)会社法改正
(3)スチュワードシップ・コード
(4)金融グループにおける特殊性

2.グループ形成に関するガバナンス
  ~M&Aをとおした対象会社の管理~
(1)対象会社ガバナンスの検討ポイント
(2)取引実行「前」の留意点
(3)取引実行「中」の留意点
(4)取引実行「直後」の留意点

3.グループ経営に関するガバナンス
(1)グループ経営の法的位置づけ(親子会社間のガバナンス)
(2)グループ経営の発展
(3)親子関係に応じた子会社管理
 (a)JVにおける留意点
 (b)上場子会社における留意点
 (c)海外子会社における留意点
(4)金融グループにおける特殊性

4.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCのご使用等はご遠慮ください
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