ポストM&Aの統合プランニングにおけるシナジー効果算定とモニタリング

事例紹介を交えて
受講区分 会場
開催日時 2008-04-24(木) 13:30~16:30
講師 株式会社KPMG FAS
ディレクター
人見 健 氏

90年慶應義塾大学経済学部卒業後、東京三菱銀行(現 三菱東京UFJ銀行)入行。99年にKPMGのM&Aアドバイザリー部門に入社し、以降、M&Aに関わるフィナンシャル・アドバイザリー、企業価値評価、デューデリジェンス業務に一貫して従事する。ポストM&Aの統合(PMI)アドバイザリーチーム統括。最近では、PMIやグループ経営体制の構築(純粋持株会社制への移行、グループ企業管理体制の構築、中期経営計画立案、機能部門の分社化、ブランド料の設計など)に関する実行支援及びアドバイスを手がける。06年テンプル大学ジャパンMBA修了。社団法人日本証券アナリスト協会検定会員。

概要 M&Aによって企業価値を高めるためには、ポストM&Aの統合(Post Merger Integration: PMI)プロセスにおける効果的なマネジメントが重要と言われている。特に、統合プロセスにおいてシナジー効果を精緻に算定することは、統合課題の優先順位を決定し、統合成果をモニタリングしていくため、大変有用である。 
本講演では、まず、M&Aに伴うシナジー効果の内容と算定手法を整理した上で、統合プラン策定におけるシナジー効果算定の位置づけ及び事例、さらに、シナジー効果のモニタリング手法について、M&A実務家の観点から解説を行う。
詳細 1.M&Aにおけるシナジー効果
   (1)シナジー効果 算定の目的
   (2)シナジー効果 定義と分類

2.シナジー効果 算定のアプローチ
   (1)プレディール段階におけるシナジー効果算定との関係
   (2)ポストディール段階における算定のアプローチ

3.統合プラン策定におけるシナジー効果の算定事例

4.統合プロセスにおけるシナジー効果のモニタリング
   (1)統合効果測定の手法
   (2)シナジー効果のモニタリング事例

5.まとめ

6.質疑応答/ディスカッション

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