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保険検査評定制度のポイントと保険会社における態勢整備上の留意点

~金融検査の評定・検査結果事例集の分析を踏まえて~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-05-14(月) 13:30~16:30
講師 のぞみ総合法律事務所
吉田 桂公 弁護士

番匠 史人 弁護士

【吉田弁護士】
02年11月司法試験合格。03年3月東京大学法学部卒業。04年10月のぞみ総合法律事務所入所。06年4月~07年3月日本銀行(決済機構局)出向、07年4月~09年3月金融庁(検査局)出向(専門検査官として、検査実務、検査マニュアルの改定等に従事)。09年4月のぞみ総合法律事務所復帰。現在、第二東京弁護士会・金融商品取引法研究会、経済法研究会、民暴委員会、司法制度調査会民法部会に所属。著書等として、「特集 反社会的勢力との決別~改訂金融検査マニュアルにおいて検証項目を明確化~」(金融財政事情、07年7月16日号)、「業法から迫る顧客保護~座談会 法令・監督指針・検査マニュアルの読み方・使い方(1)~(3)」(金融財政事情、09年12月14日号~10年1月4日・11日号)、「独占禁止法と銀行法にみる優越的地位の濫用規制と実務対応」(金融法務事情、11年2月25日号)、「問われる保険代理店管理態勢-強化される検査の視点と対策」(ファイナンシャルコンプライアンス、11年3月号)、「保険代理店管理における留意点と実務対応①~⑤」(保険毎日新聞11年9月5日~9日)、「知らないではすまされない金融コンプライアンス講座(通信講座)」(きんざい)ほか多数。

【番匠弁護士】
03年3月慶應義塾大学法学部卒業。05年11月司法試験合格。07年9月のぞみ総合法律事務所入所。09年7月~11年7月金融庁(検査局)出向(金融証券検査官として、保険会社、銀行、信託銀行の検査実務,研修(金融ADR、金融円滑化)等に従事)。11年8月からのぞみ総合法律事務所に復帰。現在、第二東京弁護士会所属。
著書等として、「平成23検査事務年度検査基本方針の分析と金融機関の態勢整備上の留意点」(金融法務事情、11年9月25日号)。「経営者以外の第三者による個人連帯保証等の慣行の見直しについて」(「季刊 事業再生と債権管理」2011年10月5日号(社)金融財政事情研究会)等。

セミナー詳細 金融庁は、本年2月23日に「保険会社に係る評定制度(保険検査評定制度)(案)」を公表し、保険会社の検査の際に、保険検査マニュアルに基づき検証した検査結果の段階評価を行うことを明示した。評定制度の導入により、検査官と保険会社との双方向の議論の充実に加えて、保険会社の自主的・持続的な経営改善に向けた取組みが期待されるが、評定制度への対応や改善の方向性を誤ると、保険会社に対する厳しい処分に繋がりかねない。
本講演では、保険検査評定制度について解説を行うとともに、すでに施行されている預金等受入金融機関(銀行等)に対する検査の評定事例から、評定に影響を与える態勢上の事象を抽出する。そして、これを踏まえて、保険検査の評定のポイントについて考察し、これまでの保険検査事例を分析して、当該事例でいかなる評定になるのか、また、保険会社における態勢整備上の留意点は何かについて検討する。なお、本講演時に保険検査評定制度に関するパブリックコメントが公表されている場合は、併せて解説する。

講義詳細
1.保険検査評定制度とは ※
(1)評定制度の目的
(2)評定制度の概要
(3)評定段階の分析
※ 保険検査評定制度に関するパブリックコメントが公表されている場合は,併せて解説する。

2.預金等受入金融機関(銀行等)に対する検査の評定事例の分析
 ― 評定に影響を与える事象は何か
(1)経営管理態勢
(2)法令等遵守態勢
(3)顧客保護等管理態勢

3.保険検査事例の分析と態勢整備上の留意点
(1)経営管理態勢
(2)法令等遵守態勢
(3)募集管理態勢
(4)顧客保護等管理態勢

4.質 疑 応 答   ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
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