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マネッジド・フューチャーズ

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2006-03-27(月) 13:30~16:30
講師 マネックス・オルタナティブ・インベストメンツ
マネージング・ディレクター
白木 信一郎 氏

マネックス・オルタナティブ・インベストメントの立上げメンバーであり、ヘッジファンド、プライベート・エクイティファンド、ベンチャーキャピタル等への投資、管理を担当。UFJグループ内(銀行、アセットマネジメント)において、バイス・プレジデント、オルタナティブ投資の投資先選定、ポートフォリオ管理、債券投資等を担当(1996-2003)。ロンドン大学 金融学修士号取得。慶応大学経済学部卒業

セミナー詳細 近年、不動産投資信託(REIT)、ヘッジファンド、プライベート・エクイティファンド等、従来の債券、株式投資と異なる代替投資が広い投資家層に普及している。この代替投資というのは、一般に、債券や株式などの伝統的資産と比較して相関性の低い投資商品を指すことが多く、その意味では、上場先物を投資対象とするマネッジド・フューチャーズは、オルタナティブ投資商品の最たるものと位置づけることが出来る。かつてクォンタム・ファンドをソロスとともに運用していたジム・ロジャース氏が2005年初に商品投資を推奨したこと、イラク戦争を契機として石油価格が高騰したことや、インフレ懸念の高まりを受けて金価格が高値をつけたこと等を背景に、現在マネッジド・フューチャーズに対する関心が世界的に高まっている。商品インデックス等一般個人が購入可能な投資商品も登場してきた。米国を中心に高い伸びを見せるマネッジド・フューチャーズは、CTA(コモディティ・トレーディング・アドバイザー)といわれる運用業者によって運用されている。1980年には約3億ドル(約345億円)の残高といわれていたものが、2004年末には1300億ドル超(約15兆円)といわれる残高にまでに急増している。日本におけるCTAに相応する運用業者は、商品投資顧問業者にあたる。しかし、日本のマネッジド・フューチャーズに対する取組みは欧米のそれと比較してだいぶ遅れている。例えば、日本の商品投資顧問業協会に登録している認可業者は2005年11月時点で9社に過ぎない。一方、米国NFA(National Futures Association)に登録されているCTA/CPOの数は900社を超えている。日本における先物取引業界の遅れには幾つかの理由が考えられる。このように、新しいオルタナティブ投資の分野として注目されながら、日本においては遅れが目立つマネッジド・フューチャーズの最新事情および今後の動向について考察する。

講義詳細
1.マネッジド・フューチャーズの定義と歴史
(1)1974年のCFTC(Commodity Futures Trading Commission)組成
(2)マネッジド・フューチャーズの広がりと問題
(3)欧米と日本での相違点(マネッジド・フューチャーズ VS 商品ファンド)

2.オルタナティブ投資商品としてのマネッジド・フューチャーズの価値
(1)株式・債券などの伝統的商品との低相関性等、マネッジド・フューチャーズの魅力
(2)現在、着目されるマネッジド・フューチャーズの収益性
(3)CTA(Commodity Trading Advisor) と CPO(Commodity Pool Operator)

3.投資商品としてのストラクチャー
(1)元本保証型商品の基本形態
(2)ヘッジファンド商品との相違点
(3)日本国内におけるマネッジド・フューチャーズのストラクチャリング

4.今後想定される日本国内でのマネッジド・フューチャーズの進展
(1)日本における商品投資顧問と証券投資顧問の違いについて
(2)コモディティと金融商品のハイブリッド型投資商品の可能性について

5.質 疑 応 答

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