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最新の金融モニタリングレポート・金融行政方針等を踏まえた内部監査高度化の着眼点

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2015-12-10(木) 13:30~16:30
講師 東京国際コンサルティング株式会社
代表取締役
青木 茂幸 氏

国内外350を超える金融機関等のお客様に、各種規制対応、コンプライアンス・リスク管理態勢の高度化、内部監査機能支援、内部監査外部評価等のサービスを提供してきた 三菱信託銀行(在籍中、経済企画庁調査局出向)、国際監査法人KPMGグループの金融コンサルティングファームを経て現職 日本内部監査協会「金融内部監査士試験委員」や早稲田大学EC「リスクマネジメント講座」講師等を歴任 地銀協、第二地協、損保協会、日本証券業協会、東証等での講演・研修多数 公認リスク管理監査人(CRMA)、公認不正検査士(CFE)

概要 「金融モニタリングレポート」や「金融行政方針」等でも継続的にフォーカスされているとおり、金融機関の内部監査の重要性とその機能の改善、強化に対する要請は年々高まっています。各金融機関は、一層の内部監査機能の高度化に取り組む必要があると言えるでしょう。そこで最新の監督部局の問題意識等を踏まえ、金融機関の経営改善やお客様の信頼に応える業務運営に資する、内部監査機能高度化に向けた課題と対応策について実践的に解説を行います。
セミナー詳細 1.内部監査に対する監督当局の問題意識
(1)金融モニタリングレポート、金融行政方針等で明確になった問題意識とは?
(2)内部監査機能強化の方向性とは?
  (a)経営の改善に資する監査、お客様視点の商品・サービスの企画・提供機能
  (b)業務の効率性向上に資する監査(「統制手続の整理・簡素化」)

2.内部監査機能の基本課題
 ~ベーシックでありながら、未だ途上にある主な改善点
(1)「固有リスク」の識別・評価(どのように識別し、評価するか?)
(2)「統制環境」の検証(どのような基準で、どう検証するか?)
(3)「発見事象」と統制上の課題の峻別(分析と構造的要因把握とは?)
(4)内部監査人の専門性(その本当の意味とは?)
  (プロのコミュニケーション力、仮説検証力、業務プロセスと監査要点の構成力等)

3.本社機能を例とした内部監査高度化の方向性
 ~金融機関のリスクが集中し、今後改善・高度化が不可欠な本社機能に対する監査
(1)外部委託管理機能
  (a)外部委託と管理(統制)のシステム把握
  (b)外部委託先情報の把握、委託先の実態把握
  (c)外部委託先とのコミュニケーションの質
(2)リスク管理機能
  (a)統合リスク管理のあり方(リスク統合の考え方、経営報告の内容・クオリティ)
  (b)リスク計量化の適切な統制プロセス
   ・「リスク計測モデル」の特性理解、限界の認識
   ・計測モデルへの入力・出力データのチェック体制、業務マニュアル等の検証
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