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米国マネジドケアの経験とわが国の医療制度改革

企業・健保組合にとっての医療制度改革と新保険商品としてのマネジドケア
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2001-11-26（月）　13:30～16:30
講師 株式会社大和総研
年金医療調査室 主任研究員　　　　
小川　俊夫　氏

セミナー詳細 現在、わが国では2002年度の抜本的医療制度改革に向けて様々な改革案が議論されている。増え続ける医療費を抑制し、質の高い医療を提供するためには早急な改革が必須と考えられるが、その実現には問題が山積している。米国では、1990年代前半よりマネジドケア（Managed Care）と呼ばれる民間医療保険商品が急速に普及した。マネジドケアは質の高い医療を提供しつつ医療費を抑制できると考えられており、その普及によって米国の医療システムは大きく変貌したと言われている。このセミナーでは、米国におけるマネジドケアを企業との関係を中心に分析したうえで、わが国の医療制度改革について考察を行う。さらに、わが国における企業と健康保険組合にとって必要な改革について論じる。

講義詳細
１．米国のマネジドケア
（１）マネジドケアとは
　　～ マネジドケア発展の歴史　　　～マネジドケアがもたらした影響
（２）マネジドケアビジネスの現状
　　～ 米国内のマネジドケアビジネスの現状　～マネジドケアの「輸出」
（３）企業とマネジドケア
　　～ 企業とマネジドケアとの関係　　　～日米企業と医療保険の比較
（４）米国マネジドケアの経験から学ぶべきこと　　

２．わが国の医療制度改革
（１）わが国の医療制度の現状
（２）医療制度改革案とその問題点
　　～ 医療費は本当に抑制すべきか
　　～ 国民皆保険と医療制度改革
　　～ 保険者の機能強化は本当に必要か

３．将来あるべき医療制度とは
（１）わが国へのマネジドケア導入は可能か
　　～ 金融・保険商品としてのマネジドケアを再考する
（２）企業と健康保険組合にとって本当に必要な改革とは

４．質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい
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