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保険会社におけるERMの構築

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2012-10-12(金) 13:30~16:30
講師 タワーズワトソン
シニア・コンサルティング・アクチュアリー
土井 和行 氏

シニア・コンサルティング・アクチュアリー
嶋田 以和貴 氏

【土井氏】
早稲田大学大学院理工学研究科(数学専攻)修了 日本アクチュアリー会正会員 日本証券アナリスト協会検定会員 東京海上火災保険を経て、2007年タワーズワトソン入社。生損保会社のリスク管理、ALMモデル等に関するプロジェクトを中心に担当。

【嶋田氏】京都大学理学部卒(数学) 日本アクチュアリー会正会員 日本証券アナリスト協会検定会員 日本生命を経て、2008年タワーズワトソン入社。合併・買収時の生命保険会社の企業価値評価、エンベディッド・バリューのレビュー等、多数のプロジェクトを担当。

概要 会社を取り巻くリスクを統合的に把握・管理するERMは最近のリスク管理の中心課題となっています。特に保険会社においては、2009年から「保険会社向けの総合的な監督指針」および「保険検査マニュアル」において統合的リスク管理に関する規定が設けられたこともあり、内部リスク管理上だけの問題ではなくなってきたとも言えます。一方で、ERMについては「統一的な定義がない」とまで言われることもあり、何をどのように対応すべきかがはっきりしない部分もあります。またリスク管理担当者の関心も、海外でのエコノミック・キャピタルの計測手法、内部モデルの詳細といった定量的要件に集まりがちで、リスク管理態勢やガバナンスといった定性的要件の意義や実務について議論される機会が少ないように思われます。
本セミナーでは、国内外の規制や実務の動向も踏まえながら、特に日本の保険会社にとってのERM導入における課題と留意点を解説します。また、タワーズワトソンが隔年で実施しているERMサーベイ(世界の主要保険会社によるERMに関する意識調査)等の結果も紹介しながら、日本の保険会社における経済価値ベースの統合的リスク管理の実態やERM導入における特徴を概観し、「経営の意思決定におけるERMの活用」といった日本に特有な課題についても考察します。
セミナー詳細 1.規制としての統合的リスク管理
(1)監督指針、検査マニュアルの規定
(2)『統合的リスク管理態勢』で求められる要件

2.ERMの国際的潮流
(1)ERMの概念
(2)諸規制の動向
(3)海外の保険会社の対応状況

3.日本の保険会社にとっての課題
(1)日本の保険会社に見られる特徴
  ~ERMの導入状況と認識されている課題
(2)ERMの実効性向上に向けた課題
  ~戦略目標、リスク量と企業価値評価、インフラ整備等のポイント   
(3)ERMの将来展望
 ~ORSAの実務、活用領域の拡大に向けて   

4.質 疑 応 答   ※ 録音・ビデオ撮影・PCの使用等はご遠慮下さい
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