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金融機関の不正リスクマネジメント態勢構築に向けた課題と方向性

コンプライアンスリスク・マネジメントを踏まえて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2007-07-10(火) 13:30~16:30
講師 新日本監査法人
金融サービス部 シニアマネージャー 公認不正検査士
出塚 亨一 氏

90年慶応義塾大学経済学部卒業。同年大手保険会社入社後、財務企画部、リスク管理部にて信用リスク・市場リスク・ALMリスク等各種リスク管理業務に従事。00年損害保険協会に出向、破綻保険会社の保険管理人団メンバーとして包括移転手続に従事。会計系コンサルティングファームを経て、04年大手証券会社入社、リスク統括部にてERM・オペレーショナルリスク管理業務を統括。06年新日本監査法人(アーンスト&ヤング)に入社後、主要銀行、生命保険、損害保険等金融機関向けのERM・オペレーショナルリスク管理アドバイザリー業務に従事。著書等として、「バーゼルⅡ対応に向けた営業店におけるオペレーショナルリスク管理への取組み」(銀行実務、06年)、「バーゼルⅡで求められる不正リスクマネジメントへの取組み」(銀行実務、07年)、『Q&A金融検査マニュアル改訂のポイント』(共著、金融財政事情研究会、07年)等。講演等として、「保険会社のオペレーショナルリスク管理態勢整備の課題と方向性」(損保総研、07年)等。公認不正検査士。07年よりPRMIA(Professional Risk Manager International Association)日本支部長(就任予定)。

概要 最近発覚した大手証券会社グループの不正会計の事例等、不適切な会計処理に経営者等が関与したいわゆる「不正会計」事件が記憶に新しい。これまでは上場企業等を中心に米国不正会計スキャンダル(エンロン事件、ワールドコム事件等)をきっかけとした米国企業改革法(サーベインズ・オックスリー法)への対応や新会社法、金融商品取引法(日本版SOX法含む)等の施行に基づき、内部管理体制の整備・強化に取り組んできたと見られる。
本講演では、不正に焦点を合わせバーゼルⅡ等の規制で求められるリスクマネジメント態勢構築に向けた課題と方向性について考察・解説する。
セミナー詳細 1.不正発生のメカニズムと規制環境
   (1)不正の分類  
   (2)不正のトライアングルモデル(The Fraud Triangle)  
   (3)バーゼルⅡにおける不正リスクメネジメントのアプローチ  
   (4)EUソルベンシーⅡにおける不正リスクマネジメントのアプローチ  
   (5)COSOフレームワークと不正対応システム

2.不正リスクに関連した事例検証
   (1)行政処分事例
    ①職員による横領
    ②本人確認手続き不備
    ③顧客情報漏洩・持ち出し
    ④その他  
   (2) 海外金融機関の直近事例  
   (3) 行政処分事例が示唆する課題と留意点

3.不正を考慮したオペレーショナル・リスク管理体制
   (不正リスクマネジメント)整備に向けて
   (1)コンプライアンスリスクの考え方  
   (2)コンプライアンスリスク・マネジメント体制 
   (3)不正リスク・マネジメント体制  
   (4)不正リスクマネジメント体制のベストプラクティス事例 
   (5) 不正リスクマネジメント体制構築のための課題・留意点

4.質疑応答/ディスカッション

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