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不正リスクマネジメントの実践

COSO ERMとの関係、不正行為者の特性などを交えて
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2008-08-21(木) 13:30~16:30
講師 株式会社KPMG FAS
ディレクター
小菅 章裕 氏

KPMG入社前は、都市銀行ニューヨーク支店で金融派生商品取引、リスクマネジメント体制構築プロジェクトを担当、その後、朝日監査法人(現 あずさ監査法人)にて、財務リスクマネジメント、統合リスクマネジメントのアドバイザリー業務に従事。現在、KPMG FASにおいてファシリテーションを利用した戦略策定、業務プロセス改善等のプロジェクト、財務リスク計量によるリスクアセットマネジメント体制構築プロジェクト、不正リスクマネジメント体制構築プロジェクトに従事している。中小企業診断士、米国証券アナリスト、公認内部監査人、内部統制評価指導士。

概要 「不正リスク評価」とは何か。どのような活動をするのか。内部統制報告制度(いわゆるJ-SOX)への対応が進む中、「財務報告に係る内部統制の評価及び監査に関する実施基準」で示された、全社的内部統制評価項目例に掲げられた「不正リスク評価」への関心が高まっている。
本講演では、各種リスクマネジメントの実務に精通する講師の立場から、不正リスクを理解するための、不正のメカニズムの理解を始めとし、「不正リスク評価」の活動が中心的位置付けとなる不正リスクマネジメント(FRM: Fraud Risk Management)のメソドロジー、及びFRMの実践によって見えてきた内部統制上の盲点につき、先進的企業の取組例なども交えて紹介する。
また、最近のトピックとして、KPMGによるグローバル・サーベイから明らかになった「不正行為者の特性」や、アフターSOXとして注目されるCOSO ERMとFRMの関係、今後の取組みへのヒントについて解説する。
セミナー詳細 Ⅰ.ビジネス環境と不正・不祥事
    1.ビジネス環境変化と心理的圧力 
    2.不正のメカニズム(不正のトライアングル)
    3.不正行為者の特性

Ⅱ.不正リスクマネジメントの戦略、手法、事例等 
    1.FRMの構成要素と戦略
     (1)統制環境
     (2)不正の予防
     (3)不正の発見
     (4)不正の対処
     (5)継続的取組み(FRMのPDCAサイクル)
    2.FRM導入から見えてきた内部統制上の盲点
     (1)本邦企業の取組例
     (2)内部統制上の盲点-規程類整備へのヒント

Ⅲ.不正リスクマネジメントとCOSO ERM
    1.COSO ERMとは
      (1)投資家、格付け機関からの期待
      (2)内部統制との違い
    2.不正リスクマネジメント(FRM)とCOSO ERM
      (1)FRMとCOSO ERMの類似性
      (2)COSO ERMとの比較におけるFRMの特異性
      (3)今後の取組みへのヒント

Ⅳ.質疑応答/ディスカッション

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