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金融危機後における生命保険会社のM&Aと会社価値評価

買収価格形成におけるアクチュアリアル・アプレイザルの役割、ケーススタディなどを交えて具体的に解説
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-04-09(金) 13:30~16:30
講師 ミリマン・インク
日本における代表 兼 上席コンサルタント
伊熊 敏行 氏

ミリマン・インク
プリンシパル 兼 上席コンサルタント
猪野 力弥 氏

【伊熊氏】
78年東北大学理学部卒。93年ジョージタウン大学大学院MBA。78年4月協栄生命(現 ジブラルタ生命)入社。95年5月にミリマン・インク入社後、日本および北米・ヨーロッパの元受保険会社および再保険会社に対して、生命保険分野および損害保険分野で多数のコンサルティングを実施。特に、日本における殆ど全ての生命保険会社の株式会社化・売買収等のM&Aプロジェクトに主導的役割で関与。ミリマン全体の生命保険部門運営委員会、並びに、内部監査委員会の責任委員を歴任。日本アクチュアリー会、国際アクチュアリー会、国際保険セミナー(IIS)、太平洋保険会議(PICC)等での講演、パネル討議議長並びにファシリテーター等多数。日本アクチュアリー会正会員。

【猪野氏】
83年東北大学理学部卒、85年東北大学大学院修士課程修了。同年明治生命(現 明治安田生命)に入社。ミリマン・インクでは02年2月入社以来、生命保険会社の株式会社化・買売収等を含む多数のプロジェクトを担当。 現在は、主に変額年金等最低保証リスクのヘッジを含むファイナンシャル・リスクマネジメントを担当。06年金融庁「ソルベンシー・マージン比率の算出基準等に関する検討チーム」委員。日本アクチュアリー会正会員。日本証券アナリスト協会検定会員。

概要 金融危機後の混乱を経て世界の金融マーケットが次第に落ち着きを取り戻しつつあるなか、日本を含む世界の保険業界では、保険事業から撤退する会社がある一方で、IPO等で財務力を強化し更なる事業成長機会を模索する会社もあり、生命保険会社M&Aに対する潜在的需要もより多様化の様相を呈している。
生命保険会社の価値評価においては、保有契約自体の価値や将来獲得する新契約の収益性に加え、生命保険事業に内在する様々なリスクに対応したリスク量の計測による必要資本算出とその引当コスト見積もりなど、一般事業会社とは異なる独特の分析が必要となる。加えて、保険負債評価に直接影響する国際会計基準の見直し、EUで進行中のソルベンシーⅡや保険監督者国際機構(IAIS)におけるグローバルなソルベンシー規制の検討といった国際的な動向にも留意する必要がある。
本講演では、保険会社の実務家に加え、銀行、証券会社の投資銀行部門や、機関投資家サイドの立場等において生保M&Aへの関心を有する実務家を対象に、先ず、金融危機後の日本および海外主要地域における生保M&Aの諸事例から傾向並びに特徴を概観し、そのうえで、生命保険会社の価値評価(アクチュアリアル・アプレイザル)における重要な要素を買収価格形成との関係も含めて解説する。更に、ケーススタディとして、最近のM&Aにおける会社価値評価の役割と実際に対する、より本質的な理解に資するよう、最近の買収案件例およびIPO諸事例を参考に会社価値評価の具体的解説を行う。
セミナー詳細 1.最近のM&A動向
   (1)日本
   (2)アジア 
   (3)北米 
   (4)欧州

2.買収価格と会社価値評価
   (1)アクチュアリアル・アプレイザルバリュー 
   (2)MCEV(Market Consistent Embedded Value;市場整合的EV) 
   (3)PGAAP(パーチェス法によるUS GAAP会計) 
   (4)内在する諸リスク要因分析(確率論的分析結果の解釈を中心に)

3.ケーススタディ
   (1)変額年金ブロックの価値評価 
   (2)IPOにおける会社価値評価

4.質疑応答/ディスカッション

【ストック・リサーチ経営研究セミナー】
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