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IFRS「保険契約」公開草案の解説と保険会社の今後の課題

具体例による個別論点の解説、実務対応その他の面における課題
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2010-11-16(火) 13:15~16:15
講師 有限責任監査法人トーマツ
金融インダストリーグループ シニアマネジャー
櫛引 亮 氏

日系および外資系生命保険会社における18年の業務経験を経て監査法人トーマツに入社。生命保険会社においては、決算業務および商品数理業務を担当後、通信販売部門の収益管理業務に従事。現職では、生命保険会社に対し、保険数理に関するコンサルティング、マーケティング戦略策定支援、合併・買収案件に関連する評価業務支援、IFRS導入検討支援等を提供。また、生命保険会社の数理関連事項監査の計画および業務に従事。日本アクチュアリー会正会員。

概要 2010年7月30日、国際会計基準審議会(IASB)は国際財務報告基準(IFRS)に関し、IFRS「保険契約」の公開草案を公表した。
その内容が要求している会計実務は、日本の保険会社が現在行っている実務に対して質・量ともに大幅な相違がある。したがって、日本の保険会社がIFRSを初めて導入する際、またはIFRSを海外の親会社に連結して既に導入している保険会社においても新しい保険契約の基準を適用する際には、様々な課題について十分な検討を加える必要が出てくる。
本講演では先ず、公開草案につき、具体的な例を用いて個別論点に触れつつ解説を行う。次いで、会計処理方法を検討する上での課題、実務的な対応を検討する上での課題、事業戦略への影響がある可能性のある課題について、複数の保険会社の担当者との対話等を通して浮かび上がってきた論点を中心に、講師独自の分析を踏まえて解説することとする。
セミナー詳細 1.公開草案の解説
   (1)背景とスケジュール
     ~IASBと米国財務会計基準審議会(FASB)の合同プロジェクト、
       今後予想されるFASBディスカッション・ペーパー(DP)公表、最終基準化、発効の見通し など
   (2)全体像と要約
   (3)具体的な例を用いた個別論点の解説
     ~当初測定、残余マージンの解放、事後測定と表示の関係、再保険契約 など

2.保険会社が導入する場合の課題
   (1)会計処理方法を検討する上での課題
     ~重要な保険リスクの移転、当初測定、残余マージンの解放、事後測定と表示の関係、再保険資産の測定 など
   (2)実務的な対応を検討する上での課題
     ~契約管理、保険数理、会計システム など
   (3)事業戦略への影響がある可能性のある課題
     ~ALM、再保険、商品戦略、販売手法等への広範な影響 など

3.質疑応答/ディスカッション

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