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本業消滅の危機を克服した富士フイルムと克服できなかったコダック

~市場重視経営と株主重視経営で明暗~
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開催日時 2018-01-22(月) 9:30~12:30
講師 経営企画研究所
代表
丹羽 哲夫 氏

1971年関西大学法学部卒 長銀総合研究所 主席研究員を経て現在経営企画研究所代表 建設省、通産省の委員会委員歴任 著書として「図解でわかるMBO」、「持株会社がわかる」、「経営計画の立て方・つくり方」、「経営企画部」など多数 専門分野は戦略経営・新事業開発・流通革新

参加費 web申込み35,000円 (FAX・PDF申込み36,000円 消費税・参考資料含む)
開催地 カンファレンスルーム(株式会社セミナーインフォ内)[ 地図 ]
概要 2012年に、世界フィルム業界のチャンピオンであるコダックが経営破綻した。極めて衝撃的な事件であった。この衝撃は、富士フイルムの見事なコア技術多角化の成功と対比され、大きさを増した。根本原因は、教科書通りの株主重視経営を貫いたコダックにある。株主は利益を損ねる新規事業開発を嫌い、2人の社外CEO招聘で需要が消滅していくフィルム事業に回帰させた。この戦略近視眼の大株主が居らず、社内CEOの下でフィルムのコア技術による多角化を成功させた富士フイルムは、大きな成長軌道に乗っている。なぜこのような極端な結果を生み出したのか、関連する主要原因も分析していく。特に、市場重視の技術多角化では、複写機・医薬品・化粧品・液晶フィルムなどと多岐に亘る。本セミナーの分析対象は、本業のキラー技術(デジタルカメラ)に対する評価・対応とコア技術の事業ポテンシャル実現の在り方である。キラー技術に直面している業種・企業は多く、自動車・新聞・書籍・小売・銀行・郵便・金型などが代表例である。本セミナーは、事業会社だけでなく、金融機関の企業評価の仕方などにも取り入れられる内容にしている。
セミナー詳細 1.キラー技術開発前の両社の位置付け
(1)世界No.1vs日本No.1
(2)共に研究開発型企業
(3)分散多角化vs隣接多角化
(4)共に高収益企業
(5)生え抜きCEOvs社外招聘CEO
(6)大株主の圧力の大小

2.キラー技術の開発及び実用化の程度・スピードの予測違い
(1)世界最初にデジタルカメラ開発
(2)実用化の程度と改良水準の見極め
(3)普及開始年・普及率の読み
(4)生み出される想定利益の予測

3.本業のコア技術の多角化への取り組みと実績
(1)コダックの分散多角化の選別
(2)大株主の利益還元要求の強さ
(3)次世代事業が無くなったコダック
(4)富士フイルムの隣接多角化
(5)次世代事業の開発・成長
(6)異分野の医薬品事業の必然
(7)残存者利益の享受

4.フィルム需要消滅後の経営軸
(1)コア技術型事業ポートフォリオ経営
(2)コア事業の新陳代謝
(3)赤字コダックの株主への利益還元
(4)再建資金調達としての保有特許の売却

5.明暗を分けた根本原因と他の主要原因
(1)企業存続より利益還元優先の大株主の有無
(2)コア技術のポテンシャル評価の優劣
(3)新規事業開発の優劣
(4)残存者利益の獲得の有無
(5)経営陣と管理者の視野広狭

6.金融機関のスタンス変更
(1)技術のポテンシャル評価の採用
(2)企業の収益力分析の修正
(3)大株主の利益還元要請の点検
(4)特許の賞味期限

7.キラー技術に直面している会社への示唆
(1)銀行
(2)自動車
(3)小売企業

8.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
カテゴリ 事業戦略・マーケティング
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TEL : 03-3239-6544   FAX : 03-3239-6545   E-mail : customer@seminar-info.jp
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