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地域金融機関の稼ぐ力

~持続可能なビジネスモデル構築に向けて~
本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2017-11-28(火) 9:30~12:30
講師 株式会社富士通総研
経済研究所 主席研究員
岡 宏 氏

1962年生まれ、島根県出身 86年慶應義塾大学商学部卒 地域金融機関を経て、98年株式会社富士通総研入社 銀行を中心とする金融機関向けコンサルに従事 専門は戦略(経営、チャネル、IT)、業務改革、新規ビジネス企画等、2017年より研究職
<著書>「ストラテジック・バンク ~国内金融機関の新成長戦略~」(2012年12月きんざい)
<主な論文>「なぜ銀行ビジネスは収益性が低いのか」(銀行実務2017.07)「スマートデバイスが変える銀行リテール」(金融ジャーナル2014.5)「次世代ATMと銀行サービス」(金融ジャーナル2013.10)「リレバンの将来像」(金融ジャーナル2012.12)「成長軌道に乗れるかネット銀行 ~米銀は付加価値でマスリテール層を開拓~」(週刊金融財政事情2012.6.11)など

概要 「金融レポート」(金融庁H28年9月)によると、「2025年3月期の顧客向けサービス業務について、6割の地域銀行で利益率がマイナス」というシミュレーション結果が示されている。こうした状況をうけ、金融庁による地域金融機関への検査では、人口減少や低金利環境下でも持続的に収益をあげられるビジネスモデルづくりに重点をおいたチェックに軸足が移され、事業性評価やコンサルティング機能の発揮による「地域密着型金融」をビジネスモデルとして確立することが求められる見通しとなっている。本セミナーでは地域金融機関の生き残り・持続的成長に向け、地域密着型金融を中心とした「稼ぐ力」の確立について、できるだけ具体的に解説する。
セミナー詳細 1.“稼ぐ力”が求められる背景 ~地域金融機関が直面する構造的課題~
(1)我が国人口と高齢化比率・生産年齢人口比率の推移
(2)人口減少による地域金融機関への影響
  (a)預金流出
  (b)貸出面への影響
(3)地域金融機関の事業実態
(4)「金融レポート」における地域銀行の評価

2.リレバンの歴史と金融機関への期待
(1)リレバンの歴史(リレバン政策における中小企業金融の考え方の変化)
(2)地域密着型金融への期待
(3)地域密着型金融実現に向けた課題
  (a)課題の整理
  (b)事業性評価の限界
  (c)コンサルティング機能の発揮

3.融資ビジネスの再構築~キャッシュフローレンディングの可能性~
(1)キャッシュフローレンディング(CFL)とは
(2)CFLの取り扱い手順、業務プロセス、特徴
(3)事業性評価に基づく貸出
  (a)考え方
  (b)CFLを介した事業性評価
  (c)地域密着型金融の実現
(4)融資ビジネスの再構築

4.金融ビジネスの動向と地域金融機関のビジネスチャンス
(1)資金運用ビジネス
(2)手数料ビジネス
(3)地域活性化に貢献するビジネス (地域通貨、地域ポイント、クラウドファンディング、地域ファンド)
(4)地域金融機関のビジネスチャンス

5.FinTechとIT活用のあり方
(1)銀行のIT化の歴史
(2)FinTechの登場と銀行ビジネスへの貢献期待
(3)新たな決済ビジネスの担い手
(4)IT活用のあり方
(5)地域金融機関におけるIT戦略のポイント

6.新たなビジネスモデルの方向性
(1)地域金融機関の事業構造
(2)構造的課題の整理と施策
(3)地域金融機関のポジショニングと今後の方向性

7.質疑応答 ※ 録音、ビデオ・写真撮影、PCの使用等はご遠慮ください
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