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年金資産のパッシブ運用と新ベンチマーク

本セミナーは終了致しました。
受講区分 会場
開催日時 2001-09-12(水) 13:30~16:30
講師 中央三井信託銀行 パシッブ・クオンツ運用部
投資技術グループ チーフリサーチャー
大森 孝造 氏 
国内株式グループ チーフファンドマネージャー   
畔柳 鈴太郎 氏

セミナー詳細 パッシブ運用は、年金運用において運用効率の向上させるツールとして近年関心の高まりがあり、ビジネスとしても興隆を見せている。これに対応して昨年あたりから浮動株修正やユニバースの適否等、パッシブ運用が目標とするインデックスをめぐる議論がかまびすしい。しかし、これらの議論に投資家の視点はどれだけ反映されているだろうか。アクティブ運用にとっては評価基準に過ぎないベンチマークであるが、パッシブ運用にとってはリターンそのものでありベンチマークに設定するインデックスの適否がそのまま投資成果に結びつく重要な意思決定である。このセミナーでは、リスクを負担する投資家の立場ならびにインデックス・ユーザーの立場からベンチマークをめぐるこれらの議論について整理を行いたい。今後、様々な投資機会の拡充と共に多様なインデックスが開発され運用に供されるであろうが、ここで資産運用にふさわしいインデックスを考察しておくことは有益である。これらは年金資産のリスク管理及びパッシブだけでなくアクティブを含めたマネージャー・ストラクチャーを行う上で示唆に富むものであろう。

講義詳細
1.パッシブ運用の優位性と広がり
(1)パッシブ運用の優位性
(2)パッシブ運用の広がり
(3)日米におけるベンチマークの状況   

2.パッシブ運用の目的
(1)年金運用におけるパッシブ運用の目的
(2)ベンチマーク選択の重要性  

3.年金運用のためのベンチマークの条件
(1)求められる条件      
  ①規範性
  ②公平性
  ③透明性
  ④運用コスト
(2)ベンチマーク運営の課題
  ①入替えコスト
  ②ユニバース
  ③ベンチマーク管理コスト

4.新ベンチマーク・インデックスの課題
(1)外国株式インデックスの浮動株調整
(2)国内株式インデックスの浮動株調整
(3)外国債券インデックスのユニバース拡大
(4)国内債券インデックスの諸問題

5.スタイル・インデックス
(1)スタイル管理の考え方
(2)国内株式各種スタイルインデックスの比較
(3)スタイルインデックスの効用と弊害

6.ベンチマーク・インデックスの将来
(1)多様性・多元性
(2)公共物としてのインデックス  
  ①コスト負担
  ②投資家の参加

7.質 疑 応 答

※ 録音・ビデオ撮影等はご遠慮下さい
     提供書籍
      「パシッブ・コア戦略」年金運用の新たなる潮流
       中央三井信託銀行 年金運用研究会 著
       東洋経済新報社
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